歴史散歩ーー「飛鳥の里」を歩く 《その3》
2013年 09月 17日
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飛鳥寺から、また周遊バスに乗って、『石舞台』まで移動しました。
石舞台(いしぶたい)古墳は、奈良県明日香村にある古墳時代後期の古墳。
1952年(昭和27年)3月29日、国特別史跡に指定される。
元は土を盛りあげて作った墳丘で覆われていたが、その土が失われ、巨大な石を用いた横穴式石室が露出する。
約30の石が積まれ、その総重量は2,300トンに達すると推定されている。
埋葬されたのは誰かと云うことになりますが・・・『日本書紀』の推古天皇34年(626年)5月の条に「大臣薨せぬ。仍りて桃原墓に葬る」とあるそうですが、大臣は、蘇我馬子を指しているので、石舞台古墳は、当時の権力者ー蘇我馬子が埋葬された桃原墓である可能性が強いとされています。
そう思って古墳周辺の丘陵地を眺めますと・・・古代には桃や杏子の木で埋め尽くされた、まるで桃源郷のような処だったのだろうと、想像できますね。
(石舞台説明板)
(石舞台古墳全景)
(玄室)
(9/14と9/15は 各主要遺跡をロウソクの灯でライトアップするそうで、その準備が完了していました)
時間が過ぎるのが速く、 僅か3カ所の史跡を巡ったら午後4時過ぎになり、、タイム アウトです(><)
もう帰らなければなりません。
今回の日帰り旅行で感銘を受けたのは、飛鳥寺で見た
『今日も一日暮らすべし』
の10文字でした。
これまで 最短でも85歳までは生きたいと思っていましたが、それは不遜な考えで・・・先程 拝礼して写真を撮らせて頂いた仏様が、 『今日も一日暮らすべし』と、言って下さっているようで・・・良く世間で言われているように、「一日一日を大切にして生きる」 と云うことは、仏様によって生かされた一日を 大切にすると云うことなんだろうと・・・悟った次第です。
奈良を訪問したのは、小学校の修学旅行、1966年、2002年と今回の 僅か4回ですが、 やはり歳と共に古都の歴史と文化に対する関心が強まっているように感じます。
今回は間に合いませんでしたが、 昭和52年(1977年)に出版された門脇禎二氏の名著「新版 飛鳥 その古代史と風土」(NHKブックス)を古書店で購入しましたので(僅か300円也で申し訳ない)、 これを読んで、次回は飛鳥時代の歴史を頭に入れながら、明日香の遺跡巡りをしようと思いますv(^^)v
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by Yukaina_Sennin
| 2013-09-17 00:00
| 自然全般