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東海地方で自然観察をしながら、チョウ・トンボ・野鳥・山野草などを撮り、日本の四季を愉しみつつ、自然環境の悪化、地球温暖化、生きものたちの絶滅などを心配しています。最近、“写真俳句”を始めました。


by 愉快な仙人
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ジョロウグモの生態 (雑感)

最近、何処を歩いても あちら こちらで ジョロウグモが網を張っているを 見かけます。
ジョロウグモの生態 (雑感)_c0172139_1683421.jpg

ジョロウグモは、『女郎蜘蛛』かと思っていましたら・・・
『上臈(=高級女官)蜘蛛』 だという説もあるようです(^^)

クモ専門家によれば、・・・【6月ごろ孵化したクモの幼体は、9月位までは細っそりしていますが、10月位から晩秋にかけて次第に お腹が大きくなります。臨月の状態ですね。腹がパンパンに膨らむと腹部の斑紋が不明瞭になったり、 色がぼやけたりもします。】・・・だそうです。

これが、細っそりした時のジョロウグモで・・・
ジョロウグモの生態 (雑感)_c0172139_15414135.jpg

この写真が、臨月の状態ですね。
ジョロウグモの生態 (雑感)_c0172139_12194032.jpg

また、ジョロウグモのは成熟してくると、 交接するまでの網に同居し、が捕えた餌を横から そっーとツマミ食いをしながら、暮らしているそうです(左、右)。
ジョロウグモの生態 (雑感)_c0172139_1548946.jpg

トンボを捕らえた、ジョロウグモ。
ジョロウグモの生態 (雑感)_c0172139_16204056.jpg

なお、ジョロウグモは、しばしば網にとまっている時に、キイロスズメバチに体当たりされ、クモが糸で地面に降りると ハチが襲いかかるそうです。
クモの産卵数は多いのですが、 最終的には1匹のから2~3匹しか 生き残れないそうです。

赤の紋様が妖しく、 一見 好きになれないクモですが、多くの子供達を亡くしながら、それなりに苦労して 懸命に生きているようです。
このクモも、絶滅すると、自然界の調和が崩れますから、温かい目で見守ってやらないと いけませんね(^^) 

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by Yukaina_Sennin | 2011-11-10 16:00 | 風景